不動産に同じものはありません。
オンリーワンなのです。
土地を基本に考えると同じものがあり得ない事がよく分かります。
同じ大きさで隣り合う土地であっても同じものではありません。
新築分譲マンションには同じタイプの部屋が沢山あります。
しかし、高さが違うと眺望や通風が異なります。
東西南北が違うと日照が異なります。
隣同士なら眺望が異なりますし、隣接に建物があれば日照や眺望・通風が異なります。
中古の建物となると、益々異なります。
そのオーナーの家族構成、性格、ライフスタイル、メンテナンス状態etc.
で室内や設備の様子もかなり異なります。
売却する立場になると
少しでも高く売りたいものです。
建物は減価償却部分、使用状態、修繕の有無などで減点または減額していきます。
同程度の建物を新築した場合の現在価格から減額していきます。
直前に大きな修繕などがあると増額します。
だからチャンとした査定はとっても大切なのです。
購入する立場になると
少しでも安く買いたいものです。
綺麗な建物や室内を見ると印象も良く検討する候補の一つに入れるでしょう。
しかし見た目が悪いとあれこれ修繕を考えます。
修繕=お金がかかる、いくらかかるか見当が付かないと候補から外れます。
だからメンテナンスが、そしてリフォームが大事なのです。
オーナーの顔が見え、大切に使用しメンテナンスされた不動産は適正価格で早く売れます。
安く買いたい点も重要ですが、安心して買いたい点も重要なのです。
不動産を売却しようと考えている方は購入する立場になって考える事が重要です。